光の単位


カンデラ(candela) [cd]

量:光度
系:SI基本単位
定義:周波数540×1012Hzの単色放射を放出し、所定の方向におけるその放射強度が(1/683)W/sr(ワット毎ステラジアン)である光源の、その方向における光度

「ロウソク(キャンドル)」という意味のラテン語に由来しています。1カンデラは昔の細いロウソク1本の明るさぐらいです。

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ルーメン(lumen) [lm]

量:光束
系:固有の名称を持つSI組立単位
定義:1cd(カンデラ)の光源から1sr(ステラジアン)内に放射される光束

明るい光源ほど、光線の本数は多くなり、光度と光束は比例します。1lm=1cd・sr

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ルクス(lux) [lx]

量:照度
系:固有の名称を持つSI組立単位
定義:1m2の面が1lm(ルーメン)の光束で一様に照らされるときの照度

光の量を表す単位で、晴れた日の日向なら約10万lx、日陰なら約1万lxあります。

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フォト(phot) [ph]

量:照度
系:固有の名称を持つCGS組立単位
定義:1cm2の面が1lm(ルーメン)の光束で一様に照らされるときの照度

1ph=104lx(ルクス)

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ニト(nit) [nt]

量:輝度
系:非SI単位(MKS系)
定義:1m2の平面光源の光度がその平面と垂直な方向において1cd(カンデラ)であるとき、その方向における輝度

ラテン語の輝き(nitor)に由来しています。1nt=1cd/m2=10-4sb

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スチルブ(stilb) [sb]

量:輝度
系:固有の名称を持つCGS組立単位
定義:1cm2の平面光源の光度がその平面と垂直な方向において1cd(カンデラ)であるとき、その方向における輝度

ギリシャ語の輝く(stilbein)に由来しています。1sb=1cd/cm2=104cd/m2

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アポスチルブ(apostilb) [asb]

量:輝度
系:非SI単位
定義:1m2当たり1lm(ルーメン)を放射する完全拡散面の輝度

1asb=(1/π)cd/m2

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ランベルト(lambert) [L]

量:輝度
系:非SI単位
定義:1cm2当たり1lm(ルーメン)を放射する完全拡散面の輝度

ドイツの数学者、天文学者、物理学者、地図学者ランベルトにちなんでいます。1L=104asb=(1/π)sb=(1/π)×104cd/m2

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視等級(実視等級)(visual magnitude) [等級]

量:天体の明るさ
系:非SI単位
定義:多くの標準星の光度から等級を定める。光度が2.512倍になるごとに1等級減ずる

ギリシャの天文学者ヒッパルコスが考案したもので、1等級の明るさの星を1等星といいます。

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ディオプトリ(dioptre) [Dptr]

量:屈折度、眼鏡レンズの度
系:非SI単位
定義:焦点距離が1mである屈折度

レンズの焦点距離をメートル単位で表したものの逆数で、遠視用の凸レンズなら正、近視用の凹レンズなら負になります。

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アルベド(albedo)

量:反射能
系:非SI単位(規約量)
定義:入射光と反射光のエネルギーの比

入射した光をすべて反射してしまうような理想的な鏡なら、アルベドは1。完全に吸収してしまうような黒い表面の物体なら、アルベドは0になります。

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F数(F number) [F]

量:光学系の明るさ
系:非SI単位(規約量)
定義:レンズの焦点距離fとレンズの有効口径Dの比

F数の小さいものほど明るくなり、F数の逆数は口径比と呼ばれます。F=f/D

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